花巻市内の飲食店・宿泊施設 計15店舗が参加する
「花巻黒ぶだう牛フェア」の第2回が2月8日(土)より開催されることとなりました。
第1回は2013年7月開催され、結びの宿 愛隣館では
ローストビーフにてご提供し、多くのお客様からご好評いただきました。
今回もフェア参加15店舗で「花巻黒ぶだう牛」を使用した、
お食事をお楽しみいただけます。
このフェアでは、アンケートハガキにお答えいただいたお客様の中から
抽選で嬉しいプレゼントも当たりますので、この機会にぜひお召し上がりください。
「花巻黒ぶだう牛フェア 2nd」
開催期間:平成26年2月8日(土)~3月2日(日)
・花巻市内の飲食店・宿泊施設 計15店舗が参加
愛隣館でご提供する一品料理:
「花巻黒ぶだう牛のローストビーフ」 1人前 1,500円
「花巻黒ぶだう牛」とは?:
花巻市内の黒毛和牛肥育農家7戸で育てられており、
㈱エーデルワインのワイン製造工程で発生する「ぶどうの搾りかす」を
飼料として給与された牛です。
「花巻黒ぶだう牛」のネーミングは、宮沢賢治の寓話「黒ぶだう」に
ちなんだものとなっており、2012年12月に正式デビューいたしました。
「花巻黒ぶだう牛」の基準:
○ 花巻市内の肥育農家で育成された、黒毛和種の牛肉であること
○ 株式会社エーデルワインが製造したぶどうの搾りかす飼料を、
肥育期間中に「日量300g以上、3カ月以上」給与したものであること
○ 枝肉格付で3等級以上であること
「ぶどうの搾りかす」が肉質に与える影響:
ブドウの搾りかすを肥育牛へ与えたことで、脂肪交雑の上昇や
オレイン酸などの不飽和脂肪酸が増加傾向を示すなど、
肉質に良い影響を与えていると言われています。
「黒ぶだう」の物語:
「花巻黒ぶだう牛」のネーミングの元となった
宮沢賢治の寓話「黒ぶだう」は生前未発表の作品です。
この寓話は、赤狐に誘われた仔牛が、留守の人間の別荘に入り込み、
勝手に「黒ぶだう」を食べていたところに住人の侯爵一行が帰宅し、
逃げ遅れた仔牛は見つかってしまうものの怒られもせず、逆に黄色い
リボンを結んでもらうというものです。
物語の中で、赤狐はぶだうの汁ばかりを吸って他は全部吐き出しますが、
仔牛は「うん、大へんおいしいよ」と種まで噛み砕いて食べてしまいます。
宮沢賢治は、当時からぶどうの搾りかす(皮と種)が家畜の餌として
使えることに気づいていたのかもしれません。
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岩手県 花巻 温泉 愛隣館 専務取締役 清水隆太郎
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