花巻の新たなブランド牛「花巻黒ぶだう牛」は、株式会社エーデルワインのワイン製造工程で発生する 「ぶどうの搾りかす」を飼料として給与された牛で、花巻市内の黒毛和牛肥育農家7戸で育てられています。

ネーミングは宮沢賢治の寓話「黒ぶだう」にちなんでおり、2012年12月に正式デビューしました。
現在市内の精肉店等を通じて飲食店、旅館・ホテルに提供されています。
別注料理:「花巻黒ぶだう牛」のローストビーフ
1人前 1,620円

※ 数量限定の取り扱いのため、ご夕食時・当日限定販売となります。
※ 料理写真は、イメージとなります。

季節により内容や器が変更となる場合がございます。




「 花巻黒ぶだう牛」の基準:
○ 花巻市内の肥育農家で育成された、黒毛和種の牛肉であること
○ 株式会社エーデルワインが製造したぶどうの搾りかす飼料を、肥育期間中に
  「日量300g以上、3カ月以上」給与したものであること
○ 枝肉格付で3等級以上であること

「ぶどうの搾りかす」が肉質に与える影響:
ブドウの搾りかすを肥育牛へ与えたことで、脂肪交雑の上昇やオレイン酸などの不飽和脂肪酸が増加傾向を示すなど、肉質に良い影響を与えていると言われています。

 
ワインの原料となる「ぶどう」を発酵させてから圧搾を行い、搾りかすを機械で取り出す。
搾ってすぐの「ぶどうの搾りかす」。この後、脱気して密封保存され農家へ出荷。
「ぶどうの搾りかす」と飼料を肥育牛に給与。(日量300g以上、3カ月以上 給与する)

岩手県の中央に位置する花巻市大迫町では昭和20年代より葡萄栽培が行われ、株式会社エーデルワインでは昭和37年(1962年)からワインづくりがスタートしました。

創業当時から地元を中心とした岩手県産原料(葡萄)にこだわり、その土地の気候風土に育まれた葡萄の個性を最大限に生かした高品質なワインづくりを目指しています。

「良いワインは、良い葡萄からしか生まれない。」という信念のもと、地元葡萄栽培農家と共に、土づくりを始めとする安心・安全な葡萄栽培に励み、良質の葡萄からより良いワインを造り続けています。


>>>(株)エーデルワインの詳細はこちらから

【観光にもおすすめ、
     エーデルワインのワイナリー】

ワイナリー直売所「ワインシャトー大迫」
〒028-3203 
花巻市大迫町大迫10-18-3
TEL 0198-48-3200(FAX兼用)
入場料無料(試飲も無料です。
開館時間 午前9時~午後4時30分
(5月1日~10月31日までは午後5時まで開館)
休館日 年末年始(12月31日~1月3日)

「花巻黒ぶだう牛」のネーミングの元となった宮沢賢治の寓話「黒ぶだう」は生前未発表の作品です。

このストーリーでは、赤狐に誘われた仔牛が、留守の人間の別荘に入り込み、勝手に「黒ぶだう」を食べていたところに住人のベチュラ侯爵一行が帰宅し、逃げ遅れた仔牛は見つかってしまうものの怒られもせず、逆に黄色いリボンを結んでもらうというものです。  

物語の中で、赤狐はぶだうの汁ばかりを吸って他は全部吐き出しますが、仔牛は「うん、大へんおいしいよ」と種まで噛み砕いて食べてしまいます。

宮沢賢治は、当時からぶどうの搾りかす(皮と種)が家畜の餌として使えることに気づいていたのかもしれません。

また、花巻市御田屋町の旧菊池捍(まもる)邸が、寓話「黒ぶだう」の舞台とされています。

大正時代の建物である旧菊池捍邸は、現在修復・整備が行われており、保存活動が行われています。